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4Wayインディペンデンス

2003-8 , 2008-7-12更新

§ ▼入門編、エイトビート4Way練習向けのリズムパターンパーツ振り分けコンビネーション系フレーズ

四肢分離独立に関する練習方法です。巷のドラム界ではわざわざ「分離独立」と称して何故か特別扱いですが完全にバラバラな訳では当然ありません。単に四肢を思いのままにコントロール出来るようにするのが目的の考え方です。その意味でプレイ中は常に四肢独立状態なのが当たり前ともいえるので深く考えすぎないようにしましょう。

■ §1. 入門編、エイトビート(8th feel)の奏法

§§ ▼重要な「完全同時打ち」4Way練習時の注意点初歩的な4Way練習法タイムキープ目的で行うゴーストモーションの弊害

完全初心者にとってまず最初の壁となるのはごく普通のエイトビートでしょう。8ビートレベルならばルーディメンツなどの基礎を手に足にみっちりやり込んでおけば難なくこなせるとは思います。しかしそれまで1〜2年ものあいだドラムセットに触るのを待っていられないのが現実でしょうから、基礎と平行してやるべきセットでの練習を考えてみます。

● 1-1. 重要な「完全同時打ち」

まず、分離の視点から見た場合ショットには「同時打ち」か「同時でない打ち」の二通りしかない訳です。ごく自然にモノを打ち鳴らそうとした時、思わず出る手癖は交互打ちなどの「同時でない打ち」だと思います。つまり同時打ちは人間の動作としては比較的マイナーな部類だと考えていいと思います。この弱点克服のためよくいわれるのが四肢完全ユニゾン。即ち、

Step Score : 8分完全ユニゾン
▼ 【4/4拍子、1step=8分音符】

右手 (HH,RC,etc.)
左手 (SD,etc.)
右足 (BD)
左足 (Pedal HH,etc.)
|●●●●●●●●|…
|●●●●●●●●|…
|●●●●●●●●|…
|●●●●●●●●|…

です。表記上なんてことはないですが、効果てきめんな強力フレーズなので侮らないように。各音がフラム化しないよう注意です。(上級オプションとして逆に意のままにフラム化させる練習も強力。) これは考えるのとは裏腹に実際の難易度は極めて高く私も非常にお世話になった練習法です。普通は有り得ないですがこの馬鹿バカしい連続打ちで他楽器とアンサンブルしてグルーブが体現できているようならその時点ですでに達人級というところでしょうか。

このフレーズの提示だけでも様々な練習バリエーションが考えられます。つまり「どの音を抜くか」ですので後は各自工夫次第です。あてはめる音符や強弱なども考えれば膨大な練習メニューが出来上がることと思います。抜き方のうち、そのバリエーションのひとつがエイトビートやその他のパターンということです。

エイトビート(8th feel)の一例は、

Step Score : 8th feel exp1
▼ 【4/4拍子、1step=8分音符】 〔●=Accent/○=Non Accent/_=Rest〕

右手 HH Close
左手 SD
右足 BD
左足 HH p (All Close)
|●○●○●○●○|●○●○●○●○|…
|__●___●_|__●___●_|…
|●___●__○|●___●●__|…
|________|________|…

とか、

Step Score : 8th feel exp2
▼ 【4/4拍子、1step=8分音符】 〔●=Accent/○=Non Accent/_=Rest〕

右手 RC
左手 SD
右足 BD
左足 HH pedal
|●○●○●○●○|●○●○●○●○|…
|__●___●_|__●___●_|…
|●___●__○|●__○●●_○|…
|_○_○_○_○|_○_○_○_○|…

とかですが、生きたビートを刻む為には単に音形のタイミングをなぞるだけでは駄目で各音のダイナミクスが重要なのは周知のとおりです。特にHHなどは手首アップダウン(奏法解説、サイト内「独特なテクニック」ページ)も絡めた多彩な表現力が要求されるので四肢を駆使する以前にHH単体で歌わせる鍛錬もやはり必要となるでしょう。無意識のうちに良いフィールが出せるぐらいの習熟は欠かせません。まあ体に覚え込ませたものだけに頼るのはそれはそれでまた問題ですが意識、無意識両方の自在なコントロール能力が必要にならざるを得ないのが実際だと思います。加えてHH同様、他パーツでの単体練習もやってみましょう。

● 1-2. 4Way練習時の注意点

さて、その上で8分にキープしたHHにBD,SDなどを乗せて(or 抜いて)いくのが簡単な方法、と一般には言われます。動作的にはまったくそのとおりですし、初歩の初歩レベルでは会得する手順もこのような地道な作業になるでしょう。しかしその視点だけからではどうしても四肢の動きに着目しすぎてある種曲芸的な運動のように感じてしまうと思います。

ここでの感覚的なコツとしてはやはり「耳で演奏する」ということではないでしょうか。実際の演奏におけるセット全体プレイでは四肢分離の意識はあまりありません。ちょうどクルマの運転と同じようなものです。ギアチェンジとステアリングの同時操作を思い起こしてみて下さい。またピアノやギターを弾くとき各指それぞれにいちいち意識を払わないのと同じ感覚です。

これも言葉での表現は難しいですが演奏では四肢をそれ自体ひとつの道具のように、またドラムのフレーズも各パーツ個別の音でなくセット全体でひとまとまりの音を強く意識する感じです。もちろん特定の目立つフィルなどではそっちに耳の意識が向いたりしますが繰り返しとなるビートパターンではセット全体音意識が強いはずです。各パーツの絡みあったパターン全体としての音が「耳レベルで理解できる」感覚になるまではそのパターンは結局演奏不能だと思います。

耳でこれからプレイしようとする音を意識できていない、すなわちフレーズが自然と歌える状態になっていないと四肢を動かすことのみが目的になり音楽としての本末転倒です。もしエイトビートレベルが上達せずつまずいている方は機械的動作の部分にはあまり拘らず、もっと耳を鍛えることから取り組んでみて下さい。そうすれば自分の演奏が音楽的に気持ち悪いかどうかも演奏中に的確に判るようになり、結果良質なプレイに結びついていくと思います。これに関してはじつは慣れてくればドラムと口の立場が逆転し、口で歌うよりドラムセットで歌う方が容易になってきます。(口はひとつしかないので当然といえば当然ですが…。)


ちょっと余談ですが、この耳の能力を象徴する顕著な例がどうにもチューニングがメチャメチャ(=許容範囲以下)なセットをいきなりプレイしたときの目眩がするほどのあの耳のギャップです。シンバルの追従性の違いによる違和感もこれに近いものがあり、さらにGtやBassなどのチューニング狂い時と共通の例の感覚です。これは乗り物酔いの耳バージョンといったところでしょうか。中級以上の方は多かれ少なかれ経験があることでしょう。「あ」と喋ろうとしたら「い」と口から出てしまうようなもんです。耳が研ぎ澄まされていればいる程、ダイナミクスを含め当然出るハズの音が出ないあの感覚には生理的に耐え難いものがあると思います。

● 1-3. 初歩的な4Way練習法

8ビートにおけるような初歩の練習バリエーションとして、まずはHH,SDの音形はキープでBDの位置を変化させてゆくのが王道でしょうか。説明するまでもなく実戦でのBDはベースラインに追従した様々な音形をとるので即戦力系の練習となります。このようにパーツのどれかをキープしつつどれかをランダムに変化させるのが練習の基本になってくると思います。

次にはSDを2,4拍以外の位置に付加したり4分打ちなどに変化させる、HHでは4分のウラ(8分の2,4,6,8拍目)にアクセントを移してみる、ランダムにHHオープンを入れるなどこれも工夫次第です。ここですべてを語らずとも凡例は偉大な先人の名演奏の中に数多く見いだせるはずです。

● 1-4. タイムキープ目的で行うゴーストモーションの弊害

ちなみによくいわれる左足のゴーストモーション(つま先は踏みっぱなしだが踵のみカラ踏みでリズムを取る)は無意識の癖レベルではしない方がいいと思います。意識的にこの動きが出来るようにしておくのはよいことですが、コントロールの範疇外で動いてしまったりこの部分を基準にリズムを取るのは止めておきましょう。リズムのパルスは脳内(耳や腹の底)から湧き出てくるものであって体の一部を基準にとっているうちはまだまだ未熟だといえますし、何かしら動かしっぱなしになる為の弊害はかなりなものです。パルス外のアクションに対応困難な上、ゴーストモーション中にはHHの肝である踏み加減コントロールなど到底無理となるのはお判りだと思います。


■ §2. 4Way練習向けのリズムパターン

§§ ▼16th Feel FunkスリップビートソンゴSwing

16フィール系などでもエイトビート同様の「耳慣れ重視」のコンセプトで練習すればよいと思います。といってもやはり最初のうちは極低速テンポから始めて的確なコントロールを徐々に染み込ませていくことにはなるでしょう。ダイナミクスも常に気にしつつフレーズを「歌わせる」のを忘れないようにしましょう。

● 2-1. 16th Feel Funk

練習用具体的音形ですが、例えばシングルパラディドル応用系Funkとして、

Step Score : 16th Funk exp1
▼ 【4/4拍子、1step=16分音符】 〔●=Accent/○=Non Accent/◎=Ghost/_=Rest〕

右手 RC
左手 HH close (open=◆)
左手 SD
右足 BD
左足 HH pedal (open=◆)
|●_○○_○__●__○_○○_|…
|_○____○○_______◆|…
|____●____◎◎_●___|…
|●__○____●__○_○__|…
|○______________◆|…

というパターンなども考えられます。これは前半ノーマル、後半インワードまんまを当てはめたものです。これほど機械的でない、私がエキサイト時によく使ったりする実戦級のモノでは、

Step Score : 16th Funk exp2
▼ 【4/4拍子、1step=16分音符】 〔●=Accent/○=Non Accent/◎=Ghost/_=Rest〕

右手 RC (Cup=◆)
左手 SD
右足 BD
左足 HH pedal
|◆_○_◆_○_◆_○_◆_○_|…
|_◎◎_●◎__◎__◎●_◎_|…
|●__○___●_○●__○_○|…
|__○___○___○___○_|…

と、いったところです。サンバやハーフタイムシャッフル(奏法解説、サイト内「独特なテクニック」ページ)なども良いトレーニングになるでしょう。

● 2-2. スリップビート

また、スリップビート系も4Way鍛錬には使えると思います。一例を挙げると、

Step Score : Slip系ファンク exp
▼ 【4/4拍子、1step=16分音符】 〔●=Accent/○=Non Accent/◎=Ghost/_=Rest〕

右手 HH close (open=◆)
左手 SD
右足 BD
左足 HH pedal (open=◆)
|●_○_●_○_●_◆_●_○_|…
|______●__◎____●_|…
|_○●__○____●__○_○|…
|__________◆_○___|…

これはアクセントを8分後ろに転かした比較的使用頻度が高いと思われるパターンです。このようにHHなどの「うねりのメインパルスに関わる刻み」だけはスリップさせないのが実戦では効果的かつ簡単です。これも音符の転かし具合でさまざまなバリエーションを楽しんでみましょう。

● 2-3. ソンゴ

4Wayの代名詞のようなソンゴですが、比較的簡単な2-3の基本パターンの一例を挙げてみます。

Step Score : Songo exp1
▼ 【4/4拍子、1step=16分音符】 〔●=Accent/○=Non Accent/◎=Ghost/_=Rest〕

右手 HH close (open=◆)
左手 SD & TT etc.
右足 BD
左足 HH pedal (open=◆)
|●___●___◆___●___|…
|__●__◎_○_◎◎__○_●|…
|___●__●____●__●_|…
|________◆_○_____|…

これのバリエーションとしてあまりに有名となってしまった「左足クラーベ」(ここでは2-3ルンバクラーベ)を付加してみます。

Step Score : Songo exp2
▼ 【4/4拍子、1step=16分音符】 〔●=Accent/○=Non Accent/◎=Ghost/_=Rest〕

右手 RC or Cowbell etc.
左手 SD & TT etc.
右足 BD
左足 HH p or Wood Block etc.
|●___●___●___●___|…
|__●__◎_○_◎◎__○_●|…
|___●__●____●__●_|…
|__○_○___○__○___○|…

これはなかなかに高度な部類でトレーニングのネタとしても強力です。なお上記の左手部の細かいアクセントについてはモノにより多少変動すると思うので適宜歌わせて下さい。ついでにこのままではあまりに難易度が高いためとっつきにくいでしょうから下はややフュージョン寄りの簡略編です。

Step Score : Songo exp3
▼ 【4/4拍子、1step=16分音符】 〔●=Accent/○=Non Accent/◎=Ghost/_=Rest〕

右手 RC or Cowbell etc.
左手 SD & TT etc.
右足 BD
左足 HH p or Wood Block etc.
|●___●___●___●___|…
|__●__◎_●__●_◎◎_●|…
|___●__●____●__●_|…
|__○_○___○__○___○|…

● 2-4. Swing

次にストレートアヘッドな4ビートを考えてみます。よくあるレガートものではRCとPedal HHがキープの基本となりSD,BDを付加する感覚となります。4Wey的なトレーニングとして例えば、

Step Score : Swing exp
▼ 【4/4拍子、1step=3連8分音符】 〔●=Accent/○=Non Accent/◎=Ghost/_=Rest〕

右手 RC
左手 SD etc.
右足 BD
左足 HH pedal
|●__●_○●__●_○|…
|_○○_○○_○○_○○|…
|____________|…
|___○_____○__|…

というパターンがよく取り上げられたりもします。(この例ではBDが無いですが…、練習時は自由に入れてみて下さい。) やはりこのJazz系統のドラムでは決まったパターンというのが無いのでSD,BDなどは如何様にもプレイできるようにしておかなければなりません。機械的な予備練習としてレガート(奏法解説、サイト内「独特なテクニック」ページ)はキープでランダムで自由な位置にエチュード的なオカズを入れてゆく練習が必須になるでしょう。しかして実戦で通用するになるまでに、まさにこればっかりはバップものの名演を聴きまくる(=耳を肥やす)以外に上達法は無いような気がします。

さらにややシロウト考えの観点からいくと、せっかくレガートキープで練習しても実戦レベルではレガートの「チンチキ」音形も崩れる場合が多いのでロックでの「覚えたリズムパターンで攻める」というやり方が通用しなかったりもします。まあ本番は反復練習の発表会ではないのでそれが正解なのであって、Jazzの醍醐味が強調されたより面白い部分ともいえます。

ある意味ジャンル問わずドラムという楽器は特に「演奏の瞬間々々で臨機応変に紡ぎだしてゆく」が基本になると思います。これを踏まえていつでもなんでも出来るようにするべく基礎練を積んでおきましょう。


■ §3. パーツ振り分けコンビネーション系フレーズ

§§ ▼3音符グルーピングによるコンビネーションフレーズ4音符グルーピングによるコンビネーションフレーズツインペダル(ツーバス)プレイについて

ルーディメンツ然とした唄い方とはやや離れた部分のドラムセット的リックとして各楽器パーツへと任意にショットをバラしてフレージングを組み立てる四肢のコンビネーションプレイがあります。フレーズによってはグルーピングした連符を各肢交錯させることになるので4Way的技術も必要とされます。

● 3-1. 3音符グルーピングによるコンビネーションフレーズ

Step Score : 3発連続コンビネーションフレーズ
▼ 【4/4拍子、1step=16分音符】 〔●=Accent/○=Non Accent/_=Rest〕

右手 FT or SD etc.
左手 TT etc.
右足 BD
左足 HH pedal
|●__●__●__●__●__●|__●__●__●__●__●_|…
|_●__●__●__●__●__|●__●__●__●__●__●|…
|__●__●__●__●__●_|_●__●__●__●__●__|…
|○___○___○___○___|○___○___○___○___|…

もっともシンプルで実用的なものに、R,L,Bの3連発繰り返しフレーズがあります。上記で一目瞭然の非常に簡単なモノですがメトロノームパルス的な刻みを左足で行うことで初級者にとっては強力な4Wayトレーニングのネタとなるでしょう。当然手順入れ替え等、各種バリエーションもみっちり練習しておきましょう。R,L,B,L,R,B,…の連続交互入れ替え手順なんかは結構やり甲斐があります。

この3拍コンビネーションは使用頻度も最高でSoloなどはこれ抜きには語れないと思います。よくあるイーブン32分などへの使いようでは高速でトリッキーな聴かせ方もできると思います。またこのコンビネーションがルーディメンツ応用のベースともなるのでしっかり固めておきたいリックのひとつです。

すべてR,L,B手順の簡単でありがちな例を挙げておきます。(※ここではパーツ振り分けが分かり易く示せるようアクセント明示は無視しました。これ以下も同様ですので、実際にプレイする際は歌わせて下さい。)

32分でタムを絡めた高速フレーズの畳み込み系フィルイン

Step Score : 32分コンビネーション系フィル
▼ 【4/4拍子、1step=32分音符】 〔●=Accent/○=Non Accent/_=Rest〕

High T
Low T
FT 
BD
(HH pedal)
|__●●_●__________________________|
|______●_●●_●____________________|
|____________●_●●________________|
|____●__●__●__●__●_______________|
|○_______○_______○_______○_______|

ロック系でよくある3(6)連キメ系オカズ

Step Score : 3拍(&9拍)フレーズ6連符コンビネーション系フィル
▼ 【4/4拍子、1step=3連16分音符】 〔●=Accent/○=Non Accent/_=Rest〕

High T
Low T
SD
FT 
BD
(HH pedal)
|_●__●_____●__●__________|
|___●___●____●___●_______|
|●________●________●_____|
|______●________●________|
|__●__●__●__●__●__●______|
|○_____○_____○_____○_____|

● 3-2. 4音符グルーピングによるコンビネーションフレーズ

さて、次にはさらなる発展(というか退化?)として比較的簡単な4連発があります。

Step Score : 4発連続コンビネーションフレーズ
▼ 【4/4拍子、1step=16分音符】 〔●=Accent/○=Non Accent/_=Rest〕

右手 FT etc.
左手 TT etc.
右足 BD (R)
左足 HH pedal or BD (L)
|●___●___●___●___|…
|_●___●___●___●__|…
|__●___●___●___●_|…
|___●___●___●___●|…

これも一目瞭然、割とベタな音形なので実演奏での使用頻度は前述の3よりはやや下がります。3同様、パーツの選択や手順のバリエーションを変えることで強力な4Way練習ネタとして使えます。

左足はHHで当然練習必須ですが、これをツインペダル(L)とすると強力にRockなフレーズとなります。


なお、余計なお世話的補足として、こういったフレーズに限ってはミディアムテンポ16分程度のスピードでツインペダルを使ってしまうと根性不足で笑いもの、という冗談話もあります。通常は、

Step Score : ワンバス根性フレーズ
▼ 【4/4拍子、1step=16分音符】 〔●=Accent/○=Non Accent/_=Rest〕

右手 FT etc.
左手 TT etc.
右足 BD
左足 HH pedal
|●___●___●___●___|…
|_●___●___●___●__|…
|__●●__●●__●●__●●|…
|________________|…

という具合にたとえツインペダルを装着していようとも、片足で対応するのが男気溢れるドラミングとされます。両足を使うのは高速32分以上の場合にしておきましょう。(※ホントは奏法の決まりなど当然ありません。) で、実際のところはただただ「ペダルを踏み替えるのがめんどくさい」だけの理由で低速ではシングルバスのダブルストロークを使ってしまいます。


これらの更なる延長上にはルーディメンツの応用である「手足に振り分けたパラディドル」などがあります。シングルパラディドルのBD, SD振り分けなどはホントによく使います。これも後は各自の工夫次第でいくらでも練習課題は拡がることと思います。

● 3-3. ツインペダル(ツーバス)プレイについて

ツインバス手順(足順)のあくまで一般的なセオリー

私が若い頃に比べ最近は安価なツインペダルが普及したこともあり、最初からツインバス状態で始められる方も多いと思います。この使用法ですが、両足を使うのは通常16分の3連打以上の場合になりダブル程度は上記のように片足で対応するのが普通ということになります。しかしまあ練習レベルでは両足オルタネイト2打も片足ダブルも両方マスターしておけばよいとは思います。3連打だけならばLRRの足順を使ったりもします(これは普通にありがちでしょう、デニチェンのプレイが有名でしょうか)。

また、メタル系などのイーブンオルタネイト連打や高速ブギでのオルタネイトシャッフル、

BD音形
手順
|●_○●_○●_○●_○|…
|R_LR_LR_LR_L|…

では右足スタート、左足スタートどちらでも出来るようにしておくのが望ましいと思います。

私の場合はネイティブで左利き(しかし通常実生活では右利き)のうえ、ツイン導入が遅かったため左足スタートが癖になっていますが、6連系フィルなどでは右足スタートになる場合もありやはり両方を使っています。さらに、私個人はまだ実用の域に到達していないものの左足のダブルが出来ればプレイの幅も広がることでしょう。また右ではトリプルストロークも練習しておきましょう。

ツインバスの初歩的な4Way的フレーズ

ツーバス的4Wayのごく初歩としては、「 R_RL 」(または「 L_LR 」) のレガート的な音形をBDでキープしつつ、上部でパラディドルをやってみるなどが考えられます。

BD音形
BD足順
 
上部手順
|●_○○●_○○●_○○●_○○|…
|R_RLR_RLR_RLR_RL|…
 
|RLRRLRLLRLRRLRLL|…

Step Score : BDレガート的音形パターン
▼ 【4/4拍子、1step=16分音符】 〔●=Accent/○=Non Accent/◎=Ghost/_=Rest〕

右手 RC etc.
左手 SD etc.
右足 BD (R)
左足 BD (L)
|●_○○_○__●_○○_○__|…
|_○__●_○○_○__●_○○|…
|●_○_●_○_●_○_●_○_|…
|___○___○___○___○|…


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