● 4Wayインディペンデンス ●
§ ▼エイトビート ▼4Way練習、リズムパターン ▼4Way練習、パーツ振り分け 四肢分離独立に関する練習方法です。 ■ エイトビート(8th feel)の奏法完全初心者にとってまず最初の壁となるのはごく普通のエイトビートでしょう。初期にストローク基礎練習と平行してやるべきセットでの練習を考えてみます。 ● 四肢同時打ち我々人間が無意識に思わず出る手癖は交互手順などの「同時でない打ち」だと思います。人間の動作として比較的マイナーな部類の四肢全部同時打ちを鍛えるといいでしょう。 Step表記 【4/4拍子、1step=8分音符】
各音がフラム化しないよう注意です(上級オプションとして逆に意のままにフラム化させる練習も効果的)。次の段階で「どの音を抜くか」のバリエーションに取り組みます。音価や強弱などまで考えれば膨大な練習メニューが出来上がります。抜き方のうち、そのバリエーションのひとつがエイトビートやその他のパターンと捉えることもできます。 エイトビートの例、シンプルなものStep表記 【4/4拍子、1step=8分音符】 〔●=Accent/○=Non Accent/_=Rest〕
エイトビートの例、HHを8分ウラ拍で踏むより4Way的なものStep表記 【4/4拍子、1step=8分音符】 〔●=Accent/○=Non Accent/_=Rest〕
● 初歩的な4Way練習法例えばHH8分刻みSD2,4をキープした状態で、任意にBDを乗せて(または抜いて)いくのがごく初期の練習でよく行われると思います。耳で演奏する感じを忘れずに、機械的な反復運動とならないよう気をつけます。 このようにパーツのどれかをキープしつつどれかをランダムに変化させるのが練習の基本となります。SDを2,4拍以外の位置に移動/付加したり4分打ちにする、HHでは8分ウラ拍 (8分の2,4,6,8拍目) にアクセントを移してみる、ランダムにHHオープンを入れる、など色々です。 ● 左足ゴーストモーションHH左足において、つま先はフットボード踏みっぱなしのまま踵のみカラ踏みでリズムを取る動作をゴーストモーションと呼んだりします。左足ゴーストモーションは無意識の癖レベルではしない方がいいと思います。意識的にこの動きが出来るようにしておくのはよいことですが、コントロールの範疇外で動いてしまったりこの部分を基準にリズムを取るのは止めておきます。踏み加減コントロールに影響が出ますし、パルス外のアクションにも対応困難になります。 ■ 4Way練習向けのリズムパターンリズムパターン音形での練習です。最初のうちは極低速テンポから始めます。ダイナミクスにも気を付けます。 ● 初級編、サンバキックやツインバスのフレーズ左右足でサンバキックをキープで右手右足を任意に使う練習が出来ます。 ・サンバキックStep表記 【4/4拍子、1step=16分音符】 〔●=Accent/○=Non Accent/◎=Ghost/_=Rest〕
同様に左右足でツインバス刻みをキープで右手右足を任意に使う練習が出来ます。難易度低。 ・ツインバス刻み、BD交互連打Step表記 【4/4拍子、1step=16分音符】 〔●=Accent/○=Non Accent/◎=Ghost/_=Rest〕
・ツインバス刻み、BDレガート的音形パターンStep表記 【4/4拍子、1step=16分音符】 〔●=Accent/○=Non Accent/◎=Ghost/_=Rest〕
● 16th Feel Funk・シングルパラディドル応用、前半ノーマル、後半インワードをあてはめたもの。Step表記 【4/4拍子、1step=16分音符】 〔●=Accent/○=Non Accent/◎=Ghost/_=Rest〕
・実戦級、右手カップと表面の往復、左手SDゴースト多用、HHウラ踏みStep表記 【4/4拍子、1step=16分音符】 〔●=Accent/○=Non Accent/◎=Ghost/_=Rest〕
● スリップビート・スリップビート系パターン。SD,BDアクセントを8分後ろに転かしたもの。右手刻みは正位置キープ。Step表記 【4/4拍子、1step=16分音符】 〔●=Accent/○=Non Accent/◎=Ghost/_=Rest〕
● Swingオーソドックスな4ビートです。RCレガートとPedalHH2,4拍が刻みキープの土台となりSD,BDを自由に入れていく感覚です。 ・練習用パターン、SDをパルス2,3位置に入れたものStep表記 【4/4拍子、1step=3連8分音符】 〔●=Accent/○=Non Accent/◎=Ghost/_=Rest〕
● ソンゴ・2-3パターンの一例Step表記 【4/4拍子、1step=16分音符】 〔●=Accent/○=Non Accent/◎=Ghost/_=Rest〕
・左足クラーベ (ここでは2-3ルンバクラーベ) を追加Step表記 【4/4拍子、1step=16分音符】 〔●=Accent/○=Non Accent/◎=Ghost/_=Rest〕
・左足クラーベ、ややフュージョン寄り簡略編Step表記 【4/4拍子、1step=16分音符】 〔●=Accent/○=Non Accent/◎=Ghost/_=Rest〕
■ パーツ振り分けフレーズでの練習フレーズ中の各音符を各楽器パーツへとバラして当てはめる四肢のコンビネーションプレイがあります。例えば右手左手右足の3拍グルーピングで組み立てたフレーズを連続演奏するとき、同時進行で4拍基準の左足HHを踏む場合などがあります。4Wayの良い練習に使えます。 ● 予備練習、手足間の単純コンビネーション例えば右手右足でオルタネート連打を速いテンポで出来るようになるまで練習します。基礎練習としてはかなり効果的なものです。バリエーションとしては、左右入れ替えはもちろん、手足に振り分けたパラディドルもできます。
● 4音符グルーピングによるコンビネーションフレーズ練習用、4打グルーピングの連続です。ポリリズム的フィールのない簡単なものです。 Step表記 【4/4拍子、1step=16分音符】 〔●=Accent/○=Non Accent/_=Rest〕
● 3音符グルーピングによるコンビネーションフレーズStep表記 【4/4拍子、1step=16分音符】 〔●=Accent/○=Non Accent/_=Rest〕
実用的なものに、R,L,Bの3連打繰り返しフレーズがあります。これに重ねて上例のように左足でメトロノームパルス的な刻みを行うことで良いトレーニングパターンとなります。当然手順入れ替え等、各種バリエーションも練習します。R,L,B,L,R,B,…の連続交互入れ替え手順なども考えられます。 以下、R,L,B手順のポピュラーな例です。パーツ振り分けが分かり易く示せるようアクセント明示は無視しました。実際にプレイする際は歌わせて下さい。 ・3拍(&9拍)フレーズ使用−6連符フィル、ロック系でよくみられるものStep表記 【4/4拍子、1step=3連16分音符】 〔●=Accent/○=Non Accent/_=Rest〕
・イーブン32分に3拍を当てはめた高速フィルインStep表記 【4/4拍子、1step=32分音符】 〔●=Accent/○=Non Accent/_=Rest〕
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