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▼奏法別による分類
▼ロール系解説
▼パラディドル系解説
▼フラム系解説
▼ラフ系解説
ルーディメンツの奏法の違いによる分類と奏法の簡単な解説です。
また、ルーディメントに関連した各種メソッドは、有名なアランドーソン (残念ながら私は不勉強なもので拝見できておりません) など、色々とあるようなのでぜひチェックしてみて下さい。
■ 奏法種類別によるルーディメンツの分類
●ロール:単純連打 、●ディドル:シングルストロークとダブルストロークの連結音形、●フラム:装飾音1打、●ラフ:装飾音2打、という奏法の種類別に注目してカテゴリ分けをしたものです。ここでは名称だけ列挙していますので、別頁スコア画像入りページを表示しつつ確認してみて下さい。
※ 先頭のナンバリングは当サイト独自ローカルな番号。n=NARD, p=PAS、の意。
● ロール系 15種
【ダブルストロークタイプ】
- n2.The Five Stroke Roll 「5ストロークロール」
- p5.The Six Stroke Roll 「6ストロークロール」
- n3.The Seven Stroke Roll 「7ストロークロール」
- n15.The Nine Stroke Roll 「9ストロークロール」
- n16.The Ten Stroke Roll 「10ストロークロール」
- n17.The Eleven Stroke Roll 「11ストロークロール」
- n18.The Thirteen Stroke Roll 「13ストロークロール」
- n19.The Fifteen Stroke Roll 「15ストロークロール」
- p6.The Seventeen Stroke Roll 「17ストロークロール」
- n1.The Long Roll 「ダブルストロークロール」
【シングルストロークタイプ】
- p1.The Single Stroke Four 「シングルストローク4」
- p2.The Single Stroke Seven 「シングルストローク7」
- n14.The Single Stroke Roll 「シングルストロークロール」
【トリプルストロークタイプ】
- p4.The Triple Stroke Roll 「トリプルストロークロール」
【クローズドロールタイプ】
- p3.The Multiple Bounce Roll 「クローズドロール」
● パラディドル系 4種 (複合型はフラム系、ラフ系に分類)
【基本タイプ − パラ部順次追加、ディドル部順次追加型】
- n21.The Single Paradiddle 「シングルパラディドル」
- n11.The Double Paradiddle 「ダブルパラディドル」
- p7.The Triple Paradiddle 「トリプルパラディドル」
- p8.The Single Paradiddle-diddle 「シングルパラディドルディドル」
● フラム系 11種
【基本タイプ − タップ音順次追加型】
- n4.The Flam 「フラム」
- n20.The Flam Tap 「フラムタップ」
- n5.The Flam Accent 「フラムアクセント」
- n6.The Flam Paradiddle 「フラムパラディドル」
- n24.The Flam Paradiddle-diddle 「フラムパラディドルディドル」
【フラマキュータイプ】
- n7.The Flamacue 「フラマキュー」
- p10.The Pataflafla 「パタフラフラ」
【フラムアクセント変形、ドラッグ複合タイプ】
- p13.The Flam Drag 「フラムドラッグ」
【手順違い類似タイプ】
- p12.The Inverted Flam Tap 「インバーテッドフラムタップ」
- p11.The Swiss Army Triplet 「スイスアーミートリプレット」
- p9.The Single Flammed Mill 「シングルフラムドミル」
● ラフ系 10種
【基本タイプ − タップ音順次追加、ドラッグ部順次追加型】
- n8.The Ruff (The Drag , Half Drag) 「ラフ、ドラッグ、ハーフドラッグ」
- n9.The Single Drag (Single Drag Tap) 「シングルドラッグ、シングルドラッグタップ」
- n10.The Double Drag (Double Drag Tap) 「ダブルドラッグ、ダブルドラッグタップ」
- n25.Lesson #25 (Rat-a-tap) 「レッスン25」
【ラタマキュータイプ − ドラッグ部順次追加型】
- n12.The Single Ratamacue 「シングルラタマキュー」
- n26.The Double Ratamacue 「ダブルラタマキュー」
- n13.The Triple Ratamacue 「トリプルラタマキュー」
【ディドルタイプ − ドラッグ部順次追加型】
- p14.The Single Dragadiddle 「シングルドラガディドル」
- n22.The Drag Paradiddle #1 「ドラッグパラディドルNo.1」
- n23.The Drag Paradiddle #2 「ドラッグパラディドルNo.2」
■ ロール系ルーディメンツ解説
ロール系、重要なものをピックアップして解説。
● ダブルストロークタイプ
- n2.The Five Stroke Roll 「5ストロークロール」
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ロール4打+アクセント1打。ノンアクセントロール部打数が「偶数×2」のタイプ。連続プレイ時の手順は左右交互スタートとなる。
同系: 「5 Stroke Roll」、「9 Stroke Roll」、「13 Stroke Roll」、「17 Stroke Roll」。
5ストロークロールはオルタネート16分3連打のうちの2打ぶんが32分ダブルに置き替わったと捉えればプレイしやすいと思います。ドラムセットへの応用時もこの置き換えの考え方で行われることが多く、HHなどに手軽に応用できます。5ストロークロール音形そのものをパーツ振り分けで使うのも効果的です。
ロール系のダブルは32分音符レベルの高速で使用されます。アクセント、ノンアクセントは明確に区別します。ロール部はノンアクセントできれいに粒が揃うようになるまでゆっくりから確実に練習しましょう。
- n3.The Seven Stroke Roll 「7ストロークロール」
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ロール6打+アクセント1打。ノンアクセントロール部打数が「奇数×2」のタイプ。連続プレイ時の手順は左右どちらか一定スタートとなる。
同系: 「7 Stroke Roll」 、「11 Stroke Roll」 、「15 Stroke Roll」。
7ストロークロールは16分4連打の3つぶんがダブルに変化したものと考えれば分かり易いでしょう。ノンアクセントロール部は6連でとったり32分でとったりできます。
- p5.The Six Stroke Roll 「6ストロークロール」
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アクセント音が二打連続するタイプ。
同系: 「10 Stroke Roll」 (10 Stroke Rollではスタート位置もずらしてある) 。
6連だけでなく、アクセント16分音符+ノンアクセント部32分音符の音形にとることも可能。
応用範囲は広く、これを連続プレイするだけでも完成されたSolo的なフレーズが得られます。モータウンピックアップと呼ばれるフィル前半部は6 Stroke Rollそのままですし、ダブルをBDにあてはめるパーツ振り分けなども効果的です。「(ディレイド)シングルパラディドルディドル」が全く同じ手順になっています。
- n1.The Long Roll 「ダブルストロークロール」
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普通の連続2つ打ちです。基礎練習では音量可変やテンポ可変は当然として、3連符にあてはめてみる、スタート位置をずらす、左スタート、など様々なバリエーションが考えられます。実用は少なくとも32分でテンポ100以上です。これそのままでのセットへの応用の幅は狭いですが、チップでのオープンシンバルロールなどで使います。
● シングルストロークタイプ
- p1.The Single Stroke Four 「シングルストローク4」
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一見単純なシングルのオルタネート4打ですが、そのじつはダブルストロークを左右重ね合わせてプレイし超高速を実現します。3連32分以上の高速に当てはめることが多くなるでしょう。そのままをFTで使うなり、各音をパーツに振り分けるなど、セットでの使用頻度も非常に高い目から鱗的実用ルーディメンツです。
同系の「Single Stroke 7」は、トリプルストローク重ね合わせ+1打、という解釈もできます。
また低速域では「Single Stroke 4」のノンアクセント部3打をダブルにすると「7 Stroke Roll」の音形になります。
- n14.The Single Stroke Roll 「シングルストロークロール」
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普通の連続交互1つ打ちです。ダブルストローク同様基礎練習として重要です。
● トリプルストロークタイプ
- p4.The Triple Stroke Roll 「トリプルストロークロール」
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普通の3つ打ち連続です。3つ打ち手順はルーディメンツフレーズに意外と多く使用されています。たまに4つ打ちも出てくるので要練習です。練習法はダブルの延長と考えて素直に数を増やしていけば良いと思います。
● クローズドロールタイプ
- p3.The Multiple Bounce Roll 「クローズドロール」
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普通のプレスロールのことを指します。当然SDのみの技術で、スナッピーの無いドラムには応用できません。曲演奏中に使用することはまあまああります。クレシェンド / デクレシェンドでも練習しておきましょう。
■ パラディドル系ルーディメンツ解説
パラディドル系、重要なものをピックアップして解説。
● パラディドル基本タイプ − パラ部順次追加、ディドル部順次追加型
- n21.The Single Paradiddle 「シングルパラディドル」
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シングルストロークオルタネート2打とダブルストロークが交互に組み合わされたフレーズです。スタート位置の違いによりノーマル(シングル)、インワード、リバース、ディレイドの呼び名があり、この順でエンドレスに連続してプレイすると効果的なウォームアップもできます。セットプレイに応用される頻度は高く、手順そのものが歌っているので左右をそのままふたつのパーツへ振り分けるだけでも特徴的なフレーズを得られます。インワード的な音形をSDゴーストに組み込んだ16th-Funkの刻みもよく聴かれます。
スネア単体で練習する場合は、アクセントの違いのみを明確にしてなるべく手順を隠すようにしてみましょう。ノンアクセントの1つ打ち音と2つ打ち音両方ともの粒をきれいに揃えます。アクセント位置をもう一方の1つ打ち音符に移すバリエーションもあります。すべてをノンアクセントでプレイ(Paradiddle Roll)する練習もできます。
「12/8 : | R l r r L r l l R l r r | L r l l R l r r L r l l | … (Para-Tripletsと呼ぶ)」のようにあえて3連系に組み込んで連続プレイすることでポリリズミックなフィールのトレーニングにも使えます。
- n11.The Double Paradiddle 「ダブルパラディドル」
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6連系対応のためのパラディドルです。右手順がほぼまんまアフロキューバンクラーベになっているので、この音形を刻みフレーズで演奏する機会は多いと思います。技術的にはシングルパラディドルが完成していれば楽にプレイ出来るでしょう。シングルパラディドル同様、あえて4/4の16分でこれを連続プレイすれば簡単にポリリズミックでトリッキーなフレーズを得られます。
■ フラム系ルーディメンツ解説
フラム系、重要なものをピックアップして解説。
● 基本タイプ − タップ音順次追加型
- n4.The Flam 「フラム」
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本音符に前打音(装飾音)が1打添えられる「ラダ」というフレーズがフラムです。本音符(アクセント)はハイポジション、前打音(ノンアクセント)はローポジションのレディー位置からほぼ同時に振り下ろしその時間差を利用するというやや特殊なショット法で表現します。
セットへの応用時には、このフラム独特の基本ショットをそのまま当てはめることもあれば、同じフラムの音形でも前打音をはっきり完全32分や16分と解釈する場合もあります。パーツ振り分けをするときにはフラムの概念にとらわれず本音符と前打音をまったく同タイミングで演奏する場合もでてきます。TT,SD,BD間などでのこの同時ショットのことを特に「ダブルストップ」と呼んでいるようです。またフラム的意識はなくとも同時2打はBD+CCymなどで頻繁に行われる強力奏法です。
- n20.The Flam Tap 「フラムタップ」
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タップ音がひとつ追加のフラムです。強→弱→弱のトリプルストロークを左右どうしで1拍ぶん重ね合わせた音形となっています。難度はやや高いですが慣れてくればかなりの高速でプレイすることが可能です。セット中では無意識のうちに汎用しているフレーズのひとつでしょう。フラム部とタップ音を逆にしたリバース音形には「Tap Flam」の名称があります。なおフラムタップが跳ねてシャッフルフィールとなっているモノを Flam Accent #2「フラムアクセント No2」と呼びます。
- n5.The Flam Accent 「フラムアクセント」
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タップ音2つ追加です。3連符のアタマがフラムになったと解釈すればよいでしょう。セットへの応用は同じ音形であるp11.The Swiss Army Triplet「スイスアーミートリプレット」の方が多くなりこちらの使用頻度は少ないと思います。マーチングやセカンドライン(Dr.Johnで有名なリズム)の感じを出すならフラムアクセントの方が有利なのかも知れません。
上記「フラムアクセント No2」に対しこちらを Flam Accent #1「フラムアクセント No1」と呼ぶことがあります。さらに「フラムアクセント」の2打目をダブルにしたものがp13.The Flam Drag 「フラムドラッグ」です。
- n6.The Flam Paradiddle 「フラムパラディドル」
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タップ音3つ追加、シングルパラディドルのアタマがフラムになったものです。4つ打ちを使用しているため難易度は高いですがパラディドルで馴染みのフレーズなだけに耳慣れは早いと思います。高速プレイに難があるのでセットの演奏でこれを連続使用する機会は少ないと思います。音形が類似のルーディメントではp9.The Single Flammed Mill 「シングルフラムドミル」や、オルタネート16分「R , l , r , l , R , l , r , l …」のアタマをフラムにした「lR , l , r , l , lR , l , r , l …」 (フラムシングルストロークと呼ぶべきか?) も想定できます。
■ 上記これら4種の基本型フラムは連続で演奏しチェンジアップとして使うと良い練習になります。Flam→ Flam Tap→ Flam Accent→ Flam Paradiddleを通常のチェンジアップ同様に同じテンポのなかで変化させます。私は演奏前のウォームアップによく使っています。
● フラマキュータイプ
- n7.The Flamacue 「フラマキュー」
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ラタマキューとは似て非なる、比較的アウトサイダーなルーディメントです。アクセントが何故か二打目にあるので技術的には難しく耳慣れするまでは辛いかも知れません。これだけで独特の音形が出来上がっているため、6とか5連に訛らせてティンバレス的なフィルなどに使っても面白いでしょう。また手順だけみれば前半部の「 lR , L , R , L 」部分のみ繰り返しで前述の似非ルーディメント「フラムシングルストローク」といったところです。
- p10.The Pataflafla 「パタフラフラ」
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フラム追加フラマキューの連続演奏タイプといった感じですが、アクセント位置が違っているため聴こえ方はかなり変わります。むしろフラムパラディドルに近いかも知れません。6ストロークロールのような二打連続アクセントをフラムで欲しい場合の参考にもなるでしょう。6ストロークロールのアクセント部をフラム化して「 lR , L , L , R , R , rL 」 (「パパタタフラフラ」もしくは「フラムフラム6ストロークロール」? ) とすれば3連対応型音形となります。
● 手順違い類似タイプ
- p12.The Inverted Flam Tap 「インバーテッドフラムタップ」
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n20.The Flam Tap「フラムタップ」の手順違いです。2打目にあたるタップ音の手順が逆になっています。弱→強順のトリプルストロークで難易度が高く基礎固めの練習に使えると思います。手順が生理的に馴染みにくいため無理にセットで応用する必要もないでしょう。コースタイルでは多分有益なルーディメントなのだと思います。
- p11.The Swiss Army Triplet 「スイスアーミートリプレット」
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n5.The Flam Accent「フラムアクセント」の手順違い。スピード追求目的の手順となっていてこちらの方がより高速なプレイが可能、使用頻度も高い有名ルーディメントです。単純なダブルストロークの交錯でできているので修得も容易でしょう。連続時のスタート手順が入れ替わらないため利き手を有利に活用できます。フレーズままを16分3拍フレーズへ適用したタムのフィルインなどは定番的に使われるポピュラーなものです。装飾部のダブルストップ型と32分や3連はめ込み型の両方があります。私はLの装飾音を主音の後ろ側に移動させRLRL手順としたスイスアーミー/シングルストローク4といえるような変則も使います。
- p9.The Single Flammed Mill 「シングルフラムドミル」
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n6.The Flam Paradiddle「フラムパラディドル」と同音形の手順違い。リバースパラディドル手順のアタマがフラムになったものです。アクセント位置はリバースパラディドルとは違いアタマです。手順的には連続2連打までしか使わない軽負荷スピード追求型になっています。またインワードパラディドル手順のフラム型はFlam Dragをイーブン16分に当てはめたものになります。
■ ラフ系ルーディメンツ解説
ラフ系、重要なものをピックアップして解説。
● 基本タイプ − タップ音順次追加、ドラッグ部順次追加型
- n8.The Ruff (The Drag , Half Drag) 「ラフ、ドラッグ、ハーフドラッグ」
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本音符に前打音(装飾音)2打以上のものの総称をラフ系、そのうち前打音2打の基本形を単にラフ(3ストロークラフ)またはドラッグと呼びます。フラム系に比べラフ系ルーディメンツでは前打音を完全32分扱いすることが多くなるようです。フラムのような特殊ショット動作はあまり行われず、単純に「3ストロークロール」と解釈しても構わないと思います。
応用範囲は非常に広く、セットへの導入で王道なものは「BDダブル+SD1発」のコンビネーションです。
- n9.The Single Drag (Single Drag Tap) 「シングルドラッグ、シングルドラッグタップ」
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タップ音1打追加のものです。ドラッグの本音符でない位置にアクセントがきます。リバースの「Tap Drag」とした上で3連系パルスにあてはめ、さらにアクセント音をフラム化するとp13.The Flam Drag「フラムドラッグ」になります。
- n10.The Double Drag (Double Drag Tap) 「ダブルドラッグ、ダブルドラッグタップ」
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シングルドラッグに「ドラッグ部」が1つ追加されたものです。3連系フィールを持ちやや難解です。装飾部は、32分音符2発目が休符で前打音が3と4と捉えることもできますし、休符を無くして3つに細分化した2,3位置が前打音と解釈することもできます。
このDouble Dragはn22.The Drag Paradiddle #1「ドラッグパラディドルNo.1」とまったく同じ手順となっています。
- n25.Lesson #25 (Rat-a-tap) 「レッスン25」、「ラタタップ」
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タップ音2打追加ドラッグです。「シングルドラッグダブルタップ」ともいえます。応用ではこの音形まんまのフィルイン「ッッタカトン」(前SD→前SD→本SD→本SD→強TT)が非常に有名です。習得も容易ですぐに活用できると思います。より高難度で手順が近いフレーズに「Contemporary Hybrid Drum Rudiments」中の「Cheese(チーズ)」があります。
● ラタマキュータイプ − ドラッグ部順次追加型
- n12.The Single Ratamacue 「シングルラタマキュー」
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タップ音3打追加、「シングルドラッグトリプルタップ」もしくは「ドラッグシングルストローク4」ともいえます。シングルドラッグタップの主音1つが3つに細分化されたものと考えればプレイしやすいでしょう。コースタイルの雰囲気が濃厚で、そのまま二拍子系で連続プレイすればボレロにも近いマーチングフレーズになります。シングルストローク4的使用はもちろん、アクセント音から始めるリバース型は6ストロークロールのフィールにも近くなります。アクセントをBD、手前のタップ音3つをタムに振り分けのコンビネーションとすればブレイクへと続くストップ系のフィルとして使えます。
- n26.The Double Ratamacue 「ダブルラタマキュー」
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ドラッグ部追加のラタマキューです。ダブルドラッグタップの主音1つが3つに細分化されたものと考えることができます。
● ディドルタイプ − ドラッグ部順次追加型
- p14.The Single Dragadiddle 「シングルドラガディドル」
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シングルパラディドルのアタマがダブルになり、そのダブル部にアクセントがくるやや特殊なものです。手順的な難易度は低い方です。パラディドル同様4種のバリエーションも練習してみましょう。パラトリプレット的使用ではスパニッシュ/フラメンコにも応用できると思います。また、この音形パターンと同じくアタマのみがダブルになった「ダブルドラガディドル」も想定できます。
- n22.The Drag Paradiddle #1 「ドラッグパラディドルNo.1」
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ダブルパラディドルの2打目が32分ダブルになったものです。音形そのままでスパニッシュ的フレーズとなっています。n10.The Double Drag「ダブルドラッグ」と手順がまったく同じです。
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